ホログラム感材・ホログラムカメラ ホログラム等のご紹介
 

弊社は HODIC(Holographic Display Artists and Engineers Club)に所属しております。
大学や高専、民間企業のエンジニア、アーティスト、一般の興味を持たれている方々などへ
ホログラムや3D表示に関する情報交換の機会を提供しています。ご興味のある方は上記のHODIC
ロゴ部分(或いは文字列部分)をクリックしてお気軽にご覧下さい。


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解析用ソフトウエア ホログラム用感材 軟X線観測用感材 お問い合わせ (C)2002/1 AlphaBug Inc

ホログラムと云うと、一般にはキラキラ光るシート状フィルムや何も無い空間に投影されるカラー映像などを想像・認識
 されますが、正確には「レーザーで撮影された立体写真」の事で、ホログラムを得る為の撮影方法・技術などの技法を
 「ホログラフィ」と称します。 ホログラムと普通の写真の違いは、その圧倒的な「立体感」にあります。

 通常は視点を違えても二次元の写真では、見えない部分は当然見えません。 しかし、ホログラムでは上下左右に
 視点を変える事で、見えなかった部分までも見られるようになります! これは三次元物体からの光の強度や振幅
 (周波数)だけの記録に止まらず、位相情報までをも記録出来るからで、位相の揃ったレーザーで得られる高密度な
 干渉縞に因る位相干渉技術(音響工学でいうノイズキャンセルと似ています)を応用して初めて実現できます。

つまりホログラフィ技術は、波面位相記録・再生技術、とも云えます。

 それ故、写真ではネガやポジなど原版をカットしたり、傷つけてしまうと再生は困難ですが、ホログラムでは
 いとも簡単に元の三次元画像が再生できるようになります。(注:レーザー再生法によるホログラムのみ)

 撮影技法や見え方の違い等でデニシュークホログラム、リップマン、レインボウ、白色再生ホログラム、
 マルチプレックス、等々多くの種類がありますが、下記にご紹介するUltimate(アルティメイト)感材での
 フルカラーホログラムはデニシュークタイプと云えます。では、以下にUltimate感材のご紹介を差し上げます。

 

INDEX
1: Ultimate各種完成品ホログラム画像・動画 
2: Ultimate銀塩感材ご説明
3: The Ultimate Topics
4: Ultimate画廊
5: Ultimateホログラム感材特性一覧
(各乳剤の特徴・感度・応用・寿命・使用特性等)
6: 処理後のU08&15の外観と露光時間 vs 回折効率
7: Ultimate型式説明
8: 標準仕様(サイズ・枚数・薬液量・薬品取り扱い注意事項等)
9: Test Kitについて
10: TEAサービスについて
11: Ultimate専用現像液の効率比較データ
12: Ultimate 目で見る処理工程
13: Ultimate 感材処理工程注意事項(暗室光注意事項含)
a: 薬剤調液注意事項(薬品の作り方について)
b: 各処理工程注意事項
c: 露光量
d: 感度
e: 現像
f: 停止
g: 漂白
h: 水洗
i: 乾燥
14: トラブルシュートPDF
15: Ultimate パルス専用感材U-25について
a: 試作品紹介
b: 改訂処理手順
c: 薬剤注意事項
 

 

Ultimate各種完成品ホログラム画像・動画 

 

 

Ultimate蝶

* Holography Laboratory * 

ULTIMATE Materials. U-04 , 08 , 25, Cフルカラー等のガラス乾板&フィルム

==A NEW GENERATION OF HOLOGRAMS IS BORN ! ! ==
 
Holography Laboratoryからお送りするこれら「ULTIMATE」シリーズ  
は、銀塩感材であるにも拘わらず、従来の銀塩製品群を凌駕する品質を  
持った物で、IHMA(国際ホログラム製造協会)に因り、  
「Winner 2001 Award for the New Holographic Technique」と  
「Winner 2001 Award for the Best Hologram Project of Year」  
とを与えられています。  
左上の蝶の標本写真や右下のピエロの写真などは、特に設計された特別な Ultimateピエロ
「ULTIMATE」シリーズ感材と、注意深く設定された光学系等で、
  上下左右に広範囲に渡る深く広い視域、目を見張るような色再現性、
  高分解能で初めて得られるその質感が見事に具現化されています。
  多分皆様は街のどこかで、或いは雑誌、クレジットカード上などで、
*従来のエンボスホロ 左のようなエンボスホログラムを(写真左)見た事があるでしょう。
エンボスホログラフィ
でも、それらはUltimateの作品やマークではありません。
「Ultimate」シリーズの銀塩感材は、ホログラフィの世界に
新たな一石を投じようとしています。
 
今般これらのユニークで高品質なUltimate感材とその作品群を、以下にご紹介致します。
専用処理薬品と未露光感材は標準の「Ultimate」シリーズがモノカラー&フルカラー用としてあり、
鑑賞用特別「Ultimate」完成品としてもそれぞれご提供しています。
             これらのUltimate感材の感度は旧Agfa/8E75HD感材を遙かに上回ります。

**直射光の当たらぬ室温下で約2年、冷暗所保存では5年の寿命を期待できます!**

各感材の特性表とプロダクト・リスト(製品一覧)処理工程表、等は下記に記載しています
*CW高感度はU-08M、マスター用には超高分解能のU-04、パルスはU-25感材、カラーは[C]をご利用下さい。
いずれもガラス又はフィルムでのご提供が可能です!(ロール不可、カットシートのみ)
各感材の4x5サイズメーカー基材寸法変更に伴い、18枚/1箱と変更されました事ご了承下さい。


THE ULTIMATE TOPICS !

*2007秋に、かねてから開発を進めていた
ホログラム プリンターシステムが完成し、
年末に出力サンプル(600x400mm)が
入手できましたので、御案内します。

=サンプルデータ・・・・=
サイズ:約400x600mm
サンプルデータ容量:
圧縮された状態で約100G byte
ピッチ間隔:700x700μm2
横方向視野角:約120度
縦方向視野角:約60度
(サンプル品の為、共に120度での発注は可能)
出力時間:同サンプルサイズ・仕様で
約1日/20台のPC。

 

                08/1/8

左側から 右側から

THE ULTIMATE TOPICS !

*この度、ULTIMATE感材を使用した、バチカンの

ローマ法王であった故ヨハネ・パウロ2世法王の

肖像画が完成、現ローマ法王ベネディクト16世

もとに無事届けられました。

その時の画像をここにご紹介致します。   

                  06/6/2

TO:INDEX

ヨハネパウロ2世


下記、今月からUltimate感材を使用した作品を展示掲載させて戴くコーナーを設けました。
掲載ご希望の方はJPG画像と簡単な撮影条件を森田宛転送戴くか、現物をご送付戴ければ
当方でデジカメで撮影、掲載し、現物はご返送しますので奮ってご参加下さい。 06/8/2 


Ultimate画廊
スズラン0682 セミ0682 U-25試験撮影
スズラン(造花) 4x5 セミ 4x5 桜 4x5
U-25 試験撮影 4x5
北職能開大、佐藤龍司先生 北職能開大、佐藤龍司先生 元京都工芸繊維大学、久保田 敏弘先生
日本大学 吉川 浩先生
Ar(515nm)250mW, 20sec He-Ne(632nm)25mW, 30sec Nd:YAG/SHG(532nm)150mW, 1,9sec/300μJ
Pulsed Nd:YAG/SHG(532nm)
U04-PAN U08-PAN
U-04試験評価撮影 U-08試験評価撮影
福岡大学 文仙 正俊先生 以下 福岡大学 文仙 正俊先生 以下
松澤 良喜氏・藤岡 隆氏・深川 泰隆氏 松澤 良喜氏・藤岡 隆氏・深川 泰隆氏
He-Ne 633nm@25mW,DPSS 457.8nm@50mW, DPSS 532nm@250mW 各使用

U04-PAN U08-PAN
U-04試験撮影 コマ犬1 U-04試験撮影 コマ犬2
久保田ホログラム工房 久保田敏弘様 久保田ホログラム工房 久保田敏弘様

632nm:43μW/cm2  532nm:38μW/cm2  457nm:42μW/cm2

 

632nm:43μW/cm2
 532nm:38μW/cm2 
 457nm:42μW/cm2

 

露光8,5sec/現像5分18℃ 露光8,5sec/現像5分18℃

U08-BG-2.4"-Gデニシューク試作
広島国際大学 平谷雄二先生作
レーザーポインター感材間約20cm
露光時間20sec,現像25℃,140sec

TO:INDEX

◆ULTIMATE ホログラム感材特性一覧表◆
U-04 or (-C)      
特徴
感度
応用
寿命
使用特性

U08乳剤をベースにした
超高分解能型感材
R,G,B,各色のバランスが
良好で明るく質感描写に優れる
≒15,000/mm
フルカラーは「U04C」
以下、同様

平均露光量
約300μJ/cm2

赤(633nm)  0.9
緑(532nm)  0.9
青(457nm)  1.1

 

超高分解能反射・透過
ホログラム


マスターホログラム等
フルカラー&モノカラー
乳剤対応。

未開封室温下で
約2年以上。
温度4℃湿度40%以下で5年以上。
(低湿環境下)

保冷庫から室温に十分安定後露光の事。(結露状態では使用しない事)
プリウオッシング不要

TEA(Triethanolamine)対応

Latensification技術は
感度増大が期待
出来るが、感材感度は
最大に設定済みで不要。

専用現像&漂白剤使用

U-08M or (-C)        
特徴
感度
応用
寿命
使用特性

乳剤粒子は非常に細粒で約8nm径。

高分解能高感度型感材
≒7,000/mm。
最適ビームレシオ
反射型:5:1〜10:1
透過型:最大50:1まで

平均露光量
約80μJ/cm2
赤(633nm)  0.8
緑(532nm)  1.0
青(457nm)  1.0

 

高分解能反射・透過
ホログラム

マスターホログラム対応フルカラー&モノカラー乳剤対応。

同上

同上
◆U-15(製造中止)
特徴
感度
応用
寿命
使用特性

ーーー

ーーー

ーーー

ーーー

ーーー
U-25(パルス専用)         
特徴
感度
応用
寿命
使用特性
乳剤粒子径:約25nm
分解能:≒5,000/mm
高感度・高コントラスト
明るく 低ノイズ

感度:
10μJ/cm2@532nm
20μJ/cm2@694nm

 

ルビーや
パルスYAG/SHG等
パルスレーザーに最適化
(10-20n sec)

CWでの撮影時はU-15
又はU-08 を推薦


4度/40%程度の
冷暗所保管で約1年

同上

各感材表裏の見分け方 フィルムの場合 僅かにカーリングしている内側が乳剤塗布面。
 ガラス乾板の場合
乾板端を指でソッとこすり、ツルッとする側がベース側、
やや抵抗がある面が乳剤側。


 

 

 

 

◆ULTIMATE/D.G.P.(Dichromatec Gelatin Plate) 製造中止品    
特徴
感度
応用
寿命
使用特性

ーーー

ーーー ーーー  ーーー ーーー
*D.G.P.(Dichromatec Gelatin Plate)感材専用乾燥炉、はこちらへ。    
D.G.P.露光・現像概要はこちらへ。      
      TO:INDEX

U-08サンプル
Ultimate/U-08サンプル 200μJ/cm2
YAG/SHG(532nm)通常現像処理TEA無し
光源の緑色が出ています。
 

                  

     Ultimate/U-15サンプル 75μJ/cm2
     He-Ne(633nm)通常現像処理TEA無し
   写真上ではわかりにくいですが、
光源の赤色が出ています。


U-15サンプル
  効率データ  
    露光時間 vs 拡散効率データ

TO:INDEX

 

◆Ultimate製品 型式説明(お問い合わせの際は以下をご参照・ご指示下さい)
 感材種類
使用レーザー周波数(感度特性)
TEA有無
感材サイズ
ベース材種類
U04,08M,25
R(620〜660) or BG (440〜540)
0 or 70
2.4x2.4, 4x5, 8x10 etc
Gガラスor Fフィルム
例:U08-R-0-4x5-G(U08赤用TEAシフト0、4x5ガラス):U08-BG-70-8x10-F (U08青緑用70シフト、8x10フィルム)
・・・のようにUの後に乳剤種類、感光特性、TEA、サイズ、基材種類(GかF)と表記されます。

TO:INDEX



 ◆ご希望により2波長感度(RB, RG,GB等)までを有する感材もご提供できます。お申し付け下さい◆

◆標準仕様・サイズ・枚数等◆
型番(U04,U08M,U25,
を先頭に付記)
波長帯域
TEA Pre-Shifted(nm)
サイズ
枚/箱
   

*U04(C),U08M (C),U25,全製品共通

*フィルムは下記の型式最後に[-F] を付記 ガラス材は下記の型式最後に[-G] を付記

*TEAシフトの0か70は必要に応じRの例のように付記(BGも同様)

*特注品サイズや波長指定等は弊社宛お問い合わせ下さい。

  R-0-2.4x2.4 620-660 0 6.1x6.1cm(2.4"x2.4") t=3mm 30
  R-70-2.4x2.4 620-660 70(Yellow-Green) 6.1x6.1cm(2.4"x2.4") t=3mm 30
  R-0-4x5 620-660 0 10,2x12,7cm(4"x5") t=3mm 18
  R-70-4x5 620-660 70(Yellow-Green) 10,2x12,7cm(4"x5") t=3mm 18
  BG-0-2,4x2,4 440-540 0 6.1x6.1cm(2.4"x2.4") t=3mm 30
  BG-0-4x5 440-540 0 10,2x12,7cm(4"x5") t=3mm 18
  BG-0-8x5 440-540 0 20,4x12,7cm(8"x5") t=3mm 9
  ?-?-8x10 選定 選定 20,4x25,4cm(8"x10") t=3mm 9
  ?-?-30x40 選定 選定 30x40cm(11.8"x15,7") t=3mm 8
  ?-?-60x40 選定 選定 60x40cm(23.6"x15,7") t=4mm 4
  ?-?-60x80 選定 選定 60x80cm(23.6"x31,5") t=4mm 4
**処理薬剤**
         
専用現像剤 D-1(1L用濃縮液) 100mlボトル 1Lに希釈後、4x5サイズ約20枚処理可能 1
  D-5(5L用濃縮液) 500mlボトル 5Lに希釈後、4x5サイズ約100枚処理可能 1
    又は・・ 5Lに希釈後、30x40cmサイズ約12枚処理可能  
専用漂白剤 BLE-1(1L用粉体)    1Lに希釈後、4x5サイズ約100枚処理可能   1
    又は・・  1Lに希釈後、30x40cmサイズで約10枚処理可能 1
  BLE-5(5L用粉体)  大量処理用 5Lに希釈後、4x5サイズ約500枚処理可能

5 

*現像調液後は酸化の為未使用でも短命になります。冷蔵庫に保管するか、早めに使い切るようにして下さい。
*感材と処理薬剤を一緒にお求めになりますと、薬剤分運賃は無料となります。
=薬品使用上の注意事項=
*現像、漂白共に安全な成分ですが必要に応じ保護具を装着、有機系廃液として各自治体の定めに従い廃棄下さい。
*万一、調液中や使用中に目や口に飛沫が入った時は、こすらず清楚な大量の水で充分洗浄し、異常を感じたら
直ちにもよりの医師にご相談下さい(特にワークショップ等での安全管理は現場の責で充分ご注意下さい)
*熱湯で調液しないで下さい。温水を撹拌しながら粉体(液体)薬剤を少しづつ投入して下さい(20〜40℃)
◆TEST Kits◆  
初めての方や試験用としていずれかの感材1種類と現像・漂白の処理薬剤をセットでお求めやすく設定しました。
選択乳剤(U08,15,25)
使用波長域
基材
TEA Pre-Shifted(nm)
サイズ
数量
型式          

-R-0-TEST Kit.

620-660nm ガラス 無し[0]nm 6,1x6,1cm(2.4"x2.4") t=3mm
5枚
         
-R-70-TEST Kit. 620-660nm ガラス 70nm 6,1x6,1cm(2.4"x2.4") t=3mm
5枚
         
-BG-0-TEST Kit. 440-540nm ガラス 無し[0]nm 6,1x6,1cm(2.4"x2.4") t=3mm
5枚
         
-BG-70-TEST Kit. 440-540nm ガラス 70nm 6,1x6,1cm(2.4"x2.4") t=3mm
5枚
現像剤 約30ml濃縮ボトル 300mlに希釈後6.1x6.1cmサイズ約5枚以上処理可能。
1
漂白剤 約30ml用希釈済液体 希釈せずそのままで同上サイズ5枚以上処理可能。
1
*フィルムでのご提供は打ち切りとなりました。
*従来の学生キットより、さらにお求め安い価格帯でのご案内です。
*上記3種類の選択乳剤から感材種類+各型式でご用命下さい。

◆TEST Kit 主要改訂点◆

1:全て2.4インチ角(約6.1cm角)サイズのガラス基材のみのご案内となりました。

2:上記サイズの感材が1箱5枚入りで、最低必要量の専用現像剤(濃縮液体)と希釈済み専用漂白剤(液体)
 の1セットで、国内外運賃込みの価格設定です。

3:感材種類はU08M、U25、の2種類に対応、感度特性は従来のR(赤、630nm帯域)
         BG(青緑、440〜540nm帯域)に準じ、He-Cd(442nm)には非対応となっておりますので
442nmでの撮影には標準感材と薬品を別途、お求め戴く必要がございます。

TO:INDEX


◆TEAサービスについて◆ 
Free TEA-Pre-Shift service.( Triethanolamine Bath) 「無料TEA剤処理」について。
 
対象:「ULTIMATE」感材
詳細:未露光「ULTIMATE」感材に対して、出荷前の段階でTEA処理コーティングを無料で施します。(1箱単位で)
 
当該処理は基本的な回折効率(Typ.98%)等には影響は有りませんが、
全ての処理済み感材の、表面的な見かけ上の、感材の色だけを変化させる事が出来ます。
(画像を明るくさせる訳ではありません)
例えば633用感材を使用してHe-Neレーザーで撮影し、TEA処理をしないと、
その処理後の感材は暗赤色一色となり、見た目に暗い画像となります。
TEA処理を施す事に因り、この画像の見た目の色合いを変化させる事が出来ます。
その際、複数の色あい(Pre-Shift)が用意されていますので、50nm,70nm,100nm,等からお選び戴けます。
(標準品はTEA無し、か70nmシフトかのどちらかです)
下記に色合いの目安としてのサンプルを表示致します。
但し、ご注意戴きたいのは前述のように、当該サービスは1箱単位でお願いします。  以上

TEA-1 TEA-2 TEA-3 TEA-4 TEA-5

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U-08 DE vs EE data

*Ultimate専用推薦処方箋でなければ現像できませんか?
*なぜ専用処方箋を推薦しているのですか?

このようなご質問が寄せられており、それらにお応えする為にも
弊社でU-08感材を様々な現像処方で追試しましたので、その結果
を左のグラフにまとめました。

#同一環境・条件下で単純な回折格子を作成、5種類の現像処方で
処理後、分光光度計で測定、得られたデータを基にグラフを作成。

#使用レーザー:Ar/200mW/CW@514,5nm
#感材:Ultimate-08@4x5フィルム

#グラフではMAが突出していますが、実際には還元作用が強く
働き、銀粒子を急激に成長させた為か、形成された回折格子が
破損している部分も有り、反面SM6やCWC2では充分な効率が
得られず、結局、推薦標準現像処方(21-22℃/8分)での結果
(グラフ中、黒丸で描かれた曲線がUltimate推薦処方です)
がトータルバランスの効率が最も良かった結果が得られました。

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Ultimate-08M 目で見る処理工程◆ 
U08現像 U08漂白 U08デニシュク U08サンプル
現像中のU08は淡紅褐色に 2-3分漂白すると潜像が固定 完全乾燥後、白色再生 高回折効率(高S/N)で大変抜けの
 になります  されてきます  デニシュクホロの完成です  良い画像が得られるのも特徴です

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◆Ultimate感材概要・取り扱い注意事項等◆ 
 

Hologram専用感材であるこれらの Ultimate シリーズは、

すでにAgfaやEKがホロ用感材の製造を中止している現在、残された唯一の高品質・入手簡易な製品となります。
各感材はそれぞれ真空アルミパックにラベルが貼付されており、TEAサービスでのプリシフト波長が黄橙色では
40nm、黄緑では70nm、等の記載が有り、主要使用波長は製品ラベル上部にチェックが入っています。
開封の際の暗室光は633用なら暗緑色を、488-532用なら暗赤色下で開封・取り扱ってください。


フルカラー用のU08(04)-Cなどはほぼ完全暗室内での取り扱いになりますが、極小で
低輝度の暗褐色LED等を1灯天井に向けた間接照明とすると作業が楽になりカブる危険性を最小にできます。          
 

 

Ultimate薬剤調液注意事項◆ 
 
現像剤は小瓶(100ml入)の濃縮液タイプ漂白剤調合済み粉体(Test Kitは除く)で、
何れも1リットルの水、又は温水で希釈して使用します。
必ず、撹拌している温水に濃縮液や粉体薬剤を少しづつ投入して、最終全量が1リットルになるよう調液下さい!
この時、容量は800〜900mlとして調液溶解、最後に不足分の水かお湯を加え全量を1リットルとして下さい。
(但し、上記は標準品の量です。又、熱湯では調液しないで下さい。成分破壊をおこし使用不能となります
*誤飲防止の為、調液後の容器は飲用ペットボトルの流用を避け内容物を明記したラベルを貼付して下さい。
*現像・漂白いずれも調液温度は20〜40度までの液温で実施下さい。
特に漂白剤は難水溶性なので、40度までの水温で根気よく攪拌し溶液が落ち着いてからご利用下さい。
 
Ultimate感材取り扱い注意事項◆ 
 
・感材を保冷庫から取り出して、室温下で少なくとも最低30分放置して、結露の無い状態で、
暗室内で開封しご使用下さい。(環境によっては数時間ほど必要な場合も有ります)
・感材の保管庫内に有機溶剤や別の化学物質などを保管しないで下さい。
・乳剤層に指紋など付けないよう、又ガラス感材のエッジで指を切らないようご注意下さい。
特に各溶液中の乳剤は膨潤し、大変脆弱ですのでこすらないようご注意下さい。
(各溶液中には、乳剤面を上にして投入し、充分攪拌して下さい)
露光量に関して
 
ご使用中のレーザーの波長や発振形態・パワー、被写体の反射率等に因り、露出時間を慎重に決定します。
この事は、この感材を使用する時の、唯一、決定されなければならないパラメータで
特にマスター撮影時は充分ご注意下さい。
 
**新U-08M乳剤の感度は約80μJ/cm2です**
 
 
感度に関して
 
前述のUltimate感材特性一覧表の感度データはあくまで「平均的」なデータです。
さらに各現像処方による比較データ報告の中では、2001年当時のU08感材の標準処方だった
20℃/8分、という表記がありますが、多少の改善が与えられた現在では全てのUltimate感材
の標準現像処方は20℃/6分、となっています。
しかし最近のメーカーによる追試の結果、以下の様な傾向が初見されましたので
お手持ちの感材を処理する際には念頭に置かれて処理して下さい。
(感材の入れられたアルミパックラベルの製造年月日情報をご確認下さい)
 
*製造直後、又は1ヶ月以内に供給された感材・・・・・・・20℃/6分 現像
*製造から少なくとも半年かそれ以後経過している感材・・・20℃/4分 現像
 
確たる原因は不明ですが、製造後の乳剤が計時変化でその感度がゆるやかに上昇している
傾向があるようです。かと云って古ければ古いほど際限なく高感度に移行する、
という訳では無く、ある上限を以てゆるやかに感度変化を伴っているようです。
                                       2014/3月

 

現像
 
D-1は1リットル用、D-5は大量処理用で5リットル用です。
*小分けで4x5"サイズ10枚程の場合・・400mlの水に濃縮現像液50mlを攪拌しながら混ぜ、不足分の水
を加えて全体量を500mlとして使用して下さい。(水温は20-30℃までで熱湯では調液しないで下さい)
*全量調液の場合は800ml程の水にD-1を1瓶攪拌しながら加え、瓶の中をすすいだ少量の薬剤も混入させ、
上記と同様、不足分の水を加えて全量を1リットルとします(濃縮現像液は1割程多めに入っています)
*調液後1リットルで、おおよそ4"x5"サイズが20枚程処理出来ます。
(EK/D-19処理はその酸化還元作用が強く働きますので不適当で他の処方箋現像でも不適当です)
上述のように新鮮な感材の場合、現在の標準現像処方は20℃/6分です。
 
現像開始後、約20秒程で銀粒子が発達し始め、U-15感材の場合は赤褐色に、
U-08感材では、黄褐色に感材が変色し始め、銀粒子はより発達します。
*この状態が正常で、くれぐれも処理中にそれ以上の露光を与えたり、必要以上に現像時間を延長したり
しないで下さい。又、現像ムラ防止の為、乳剤面を上にしてからバットに入れ、
処理中は常にバットを縦横方向にゆっくり揺らし続けるようにして下さい(現像ムラの救済法はありません)
 
現像開始約6分後に、露光された全ての粒子が処理されます。
*現像液は開封/未開封によらず密封容器に入れ、酸化防止処置を施し、冷暗所保管として下さい。
*現像調液後、約6時間以内の再利用なら可能ともされていますが極力新鮮な現像液を潤沢にご用意下さい。
一般に現像液の寿命は短命です。また最低限の容量では現像ムラに充分ご注意下さい。
さらに、同種だからと古い薬品と新しい薬品とを混合する事は避けて下さい。性能劣化を伴います。
#Ultimateの未露光乳剤は、専用現像剤で黒化させる事が出来るのが特徴です。
#30x40cmサイズ処理の場合は、濃縮現像液40ml+水360ml、全体量400mlで数枚処理可能です。
このような特徴の為、通常の写真感材やAgfa等のホログラフィ用感材と比べ、
撮影時の露光時間(露光量)が唯一決定されるパラメータである、と云われています。
#ワークショップ等でU15感材を短時間大量処理する際は、液温25℃で処理時間3-4分に短縮可能です
(これ以後の停止や漂白処理時間は、標準時間で処理して下さい)
 

 

停止
 
次の漂白液を延命させる為と、現像のアルカリ反応を速やかに停止させる為にも、
この停止浴は1%氷酢酸水溶液で20秒程のご使用を、お勧めします。
もしこの氷酢酸水溶液浴が不可能なら、流水(温水なら尚良い)浴を最低20℃で40秒以上実施して下さい。
 

 

漂白
 
BLE-1は1リットル用、最近リリースされたBLE-5は大量処理用で5リットル用です。
漂白成分中の一部は難水溶性なので、30〜40度までの温水で十分に撹拌し、
完全に透明になるまで落ち着かせてから利用されないと漂白ムラとなる事もあります。
溶けにくいからと40℃以上の熱湯で調液すると成分破壊し使用不可能となります!
※漂白は限界まで繰り返し使用出来ますが、品質保持の為、早めに使い切って下さい。
 
※調液後1リットル(全混合粉体 + 約900mlの水)で、4x5"サイズが100枚程処理出来ます。
※小分け使用の際は上記調液後の溶液100mlで、4x5"が10枚程処理出来ます。
残りは密封容器に入れ冷暗所保管が原則で、未使用なら最長6ヶ月位はもちます。
新品の漂白液で20℃/約2〜3分間で完了しますが、作品ではさらに3分程継続処理します。
(但し、上記期間は保証期間ではなく、又処理能力の減衰レベルにも左右される事をご承知おき下さい)
又、分別使用の際は現像・漂白剤共に比例計算で算出下さい。
*現像ムラの救済法はありませんが、漂白中に寿命がつき、完全に抜けなくなった時には、
感材を乾燥した後でも新品の漂白液に浸せば、完全処理が可能です。
 

 

漂白1 漂白2

1:500ml/36℃程の水で調液開始

2:当初は濁った赤茶色ですが、そのまま泡立てぬよう静かに攪拌を続けます

漂白3 漂白4
3:1時間程経過した透明度でさらに静かに攪拌を続行します

4:2時間経過後で紅茶のような透明度となるので、さらに500mlの水を加えて全量を1リットル、淡黄色の状態でご利用下さい。

 

 

水洗
 
約20℃の流水で最低2分以上、水温が低い場合はさらに水洗時間を延長させる必要性が有りますが、
35℃以上での高温短時間水洗は乳剤剥離が生じる危険性が高く、傷も付きやすくなりお勧めしかねます。
漂白液が乳剤中に残留していると、乾燥後の感材保存性能が著しく低下する原因となりますので、
乳剤面に手など触れぬよう水洗は十分に行ってください。
★35度以下での温流水処理で水洗時間の多少の短縮が可能ですが、
場合に因っては市販のQW(フジフィルムの水洗促進剤)等の採用も有効かもしれません。
 

 

乾燥  =三通りの方法が有ります。=
 
1:上記の水洗終了後、そのまま引き上げて極力直立させ清楚な環境下で自然乾燥させます。
乾燥中は乳剤面に触れぬようご注意下さい。 完全乾燥までは簡単に傷やホコリ等が付着します。
 
2:上記の水洗終了後、段階的エタノール浴を行います。
*清楚な水に50%のエタノールを混ぜてバットやトレイに用意し、約2分間エタノール浴させてください。
*次に100%のエタノールを用意し、約1-2分間エタノール浴させてください。
 *最後にここから感材を引き上げ、純粋アルコールスプレーで両面を清楚にして、感材
を垂直にして乾燥させます。 この際も空気中のホコリ等の付着にご注意下さい。
 
3:又、アルコール浴の替わりに市販の「表面張力抑制剤」(フジフィルムのドライウエル等)や
KODAKの[ Photoflo ]などの使用も宜しいでしょう。(どちらも界面活性剤です)
(適時希釈して使用しますがこれらの処理後は、乾燥までの時間が若干延伸します)
Ultimate Test Kitでは上記のKODAK/ [ Photoflo ]をサービスで付属しております。
*ヘアードライヤー等での乾燥時は、感材までの距離に充分ご注意戴き、ゴミやホコリを
付着させない事にもご留意下さい。
 
★これらの現像剤や漂白剤は、安全な成分で構成されていますが、必要に応じ保護具を装着、
 特に暗室内の一連の作業では、その換気を十分に行ってください。
 又、廃棄の際は 有機系写真廃液 として各地方自治体の定めに従い廃棄下さい。
 
 

TO:INDEX

◆Ultimate感材を初めて使った、或いは写真化学(暗室)処理は初めて、で不安・・・という方の為に
トラブルシューティングの具体的な事例と対策集を別途PDFにまとめてみましたので、ご参照下さい。

 

**U-25による試作品のご紹介**
*2008年10月Nd:YAG/SHGパルス光源での試作-1 *2008年10月Nd:YAG/SHGパルス光源での試作-2
折り鶴のような動きやすい被写体でもパルスなら楽です マスターからレインボウに変換、難しい透明被写体に挑戦



◇U-25 処理手順改訂事項◇

この度、パルス用感材U-25で透過型ホログラムを作成する際の手順が改訂されましたので以下にご案内します。

     ◆比較参考用 従来U-25処方箋◆

1:撮影・・・10μJ/cm2@532nm

       20~30μJ/cm2@694nm・・・(いずれも露光感材面での光強度)
2:現像・・・専用現像剤にて20/8分
3:停止・・・(推薦行程)流水で数分〜又は
1%氷酢酸水溶液にて20秒程度
4:漂白・・・専用漂白剤にて20℃4〜5分
5:乾燥・・・清楚な明室下で傷、ホコリをつけぬよう完全乾燥。
 
    ◆概略手順の相違点◆
上記、現像処理の前段階で、以下の作業が必要になる場合があります
1:暗室内にて感材にTEA処理を施し完全乾燥
2:TEA処理後約24時間後に撮影(露光)
以下手順は上記の標準現像・停止・漂白・水洗及び乾燥と同様です。
 
当該感材の感度特性・回折効率向上の為、上記撮影処理手順(露光前処理暗室内手順として)
の「撮影」の直前に、暗室内で作業する「TEA 浴」工程が付加されました。
この「TEA 浴」を撮影直前(少なくとも24 時間以内に)に施し、乾燥後の感材に露光
を与える事で実質的な感度特性・回折効率向上が期待できます。
 
1:暗室内にて感材にTEA 処理を施し完全乾燥
2:TEA 処理後約24 時間以内に撮影(露光)
3:現像
4:停止
5:漂白
6:乾燥
 
但し、全てのケースでこのような前行程が必要とされる訳ではなく、あくまでお客様の
意図した撮影結果が従来の処方箋で得られなかった場合の推薦行程です。 
従って、この「TEA 浴」工程を省略しても、充分満足される結果が得られる場合は
この限りではありませんので、本番撮影の前にTEA 処理有無の試験・条件出し、を
実施されますようお勧めいたします。
 
*さらなる詳細行程のご質問は弊社宛 お問い合わせ下さい。


◇U-25 専用薬剤注意事項◇
◆現像剤◆ 20℃  8分標準
U-25専用現像剤は右の写真(左側)のように粉体のパートAと液体のパートBとに分けて出荷されます。 U25薬剤

調液時の温度は、20〜30度範囲内で静かに撹拌しながらパートAを温水に投与、

完全溶解した後、パートBを投与後、現像時は20度/8分、又は25度/4分でご利用下さい。
*35度以上の高水温で調液しないで下さい!
*各薬品(液状&粉体)に対し、お湯を少しづつ加えての調液もしないで下さい!
 
*廃棄の場合はU-08/15同様、有機系写真用現像廃液として各地方自治体の定めに従い廃棄下さい。  
 (現像剤はアルカリ性、漂白剤は酸性 です)  

◆漂白剤◆ 20℃ 3~4分 
U-25専用漂白剤は、U-08漂白剤同様混合粉体ですが、組成成分が違う為その粉体色も
調液後の色合いも大きく違います。(右写真の白色ボトル)
粉体では濃い紫色で、調液後は赤ワインのような色あいですので、当然ですがこれらの薬剤を
他の容器に移す場合、誤飲事故防止上からもペットボトル等は使わないで下さい。
又、調液時にはU-08同様、難水溶性ですので30〜35度までの温水を十分に撹拌し、
完全に透明感のあるワインカラーになるまで落ち着かせてからご利用下さい。
*35度以上の高水温で調液しないで下さい!

*このU-25専用漂白剤は、透明感の有るワインカラーの間は充分な漂白能力があり
処理枚数に伴い、その色合いも暗褐色に変化し、脱銀された生成物(黒い粒状物)が
沈殿するようになります。
この段階で、20度/4〜5分以上浸水させても綺麗に抜けなければ、寿命ですので廃棄下さい。

漂白以降の処理過程は、U-08&15に準じます。

*廃棄の場合はU-08&15同様、有機系写真用漂白廃液として各地方自治体の定めに従い廃棄下さい。  

*逐次、新しい情報もUPさせてご案内差し上げます。

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 従来通りGEOLA(Slavich)の製品もご希望でしたらお取り寄せします。お問い合わせ下さい。

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